未来予想図2016
「まったく最近の若い者は」
このフレーズ,別に流行ってんじゃなくて,
結局いつの時代も年配者は
若者に同じこと言うんですよ。
筆者は現在20歳なので
今は言われている側です。
大きくまとめると「ゆとり」ですね。
よくある具体的なものは,
根性がない とか
敬語が使えない とか
何でも略してしゃべる とか
etc...
まあ全体に否定的な内容なわけで。
移り変わる時代をリアルタイムに反映した流れと
作り上げてきた習慣=常識のギャップが
冒頭の言葉を生んでいるのでしょう。
つまり上の世代からみた若者の言動は
「新・非常識」なのです。
だからどの時代にも存在するし,いつも否定的。
ここまでは個人的な見解です。
そしてこの見解がある程度当たっていれば,
自分たちの世代も数十年後には
口を揃えてこう言うでしょう。
「まったく最近の若い者は」
そんなもんです。
ついていけないんですから。
半分は怒りでも半分は嫉妬です。
…でも。でもですよ。
想像したら怖くないですか?
現在かもう少し未来に起こることが,
先々若者のスタンダードになるのです。
例えばどんな展開があるでしょうか。
○キラキラネームが全盛の時代でしょう。
「先輩たちって同じ名前の人多くて,
オリジナリティーに欠けてますよね〜」
○クルマは自動運転の時代かもしれません。
「免許証見せてくださいよ!うわー。
昔の人っていちいち大変だったんすね」
○翻訳アプリの精度が格段に上がっていたら。
「先輩が学生の頃って
まだ英語の授業が必修だったんですよね?」
…なるほど。
若者,しゃくにさわるやん。笑
確かに将来の世の中を作っていくのは
主に若者かもしれない。
でも,その時点までを担ってきたのは
上の世代の方々です。
どっちが偉いとか優先とかじゃなくて,
お互いをリスペクトできることが大事なのでしょう。
恐ろしい未来の様子を考えてみれば,
今キャリアの後半をまっとうしている人たちは
目上の人ではあっても
目の上のこぶではないことが理解できます。
目上の人が何をどれだけ言ったって,
変わるものは変わるし
変わらないものは変わらない。
社会全体の力の方がはるかに強いですから。
だから心に余裕を持ちたいですね。
反発するだけの若者,
小言を言うだけの年寄り。
どっちにもなりたくないから,
どっしり構えるように意識しようと思いました。
最後になりますが,このブログ
まあまあ頑張って書いてるわりには
閲覧数が伸びてないみたいです。
そこで一言いいですか?
「まったく最近の若い者は」
(笑)